昨日届いたケシュアのポップアップテントを早速部屋に張って一泊したKですみなさんこんばんは。
愛犬とのキャンプの演習という名目で妻から特別な許可を得て、今年新1年生になる娘のために空けた1部屋を占拠する形で実施させていただきました。
簡単にではありますが、今回はその模様をご紹介していきたいと思います。
我が家にケシュアのポップアップテントがやってきた日
注文したのが3月28日(日)の夜でした。休日の日中に着日指定をしましたので、4月3日(土)の到着になりました。
30日(火)には出荷完了のメールが来てました。お住まいの地域や注文する時間にもよりますが、通常発送なら翌々日くらいには届くんじゃないかと思われます。
梱包は本体がちょうど収まる程度の段ボール箱に入って送られてきまして、中には商品のほか返品依頼書が入っていました。
スポーツウェアのみならず、テントも屋外未使用であれば「やっぱりもうワンサイズ大きいのが良かった!」という自己都合な理由でも返品可能みたいですね。
到着後365日以内返品可能というのは、良心的を大きく通り越して驚異的です。
早速検品してみましたが、テントそのものには破損や欠品は見受けられませんでした。細かいところを言えば、収納袋が一部ほつれていました。
写真のような感じですが、自分でも補修できる程度なので僕はあまり気になりませんでした。
早速お部屋で設営してみた
テントが届いたら、子供部屋として空けたばかりでまだ物をほとんど置いていない6畳くらいの洋室で広げることにしていました。
お部屋でキャンプごっこだー!と意気込んでいた娘も、届いた時にはニンテンドースイッチに夢中でテントなど眼中に無いご様子だったので、1人でゆっくり開封。
驚くほど設営が楽、そして驚くほど広い!
もともと設営・撤収が簡単なのが売りのテントですし、YouTubeの動画やブログのレビュー記事で予習していたこともあって一瞬で完了。
室内でペグダウンできないので、袋から出して広げるだけです。さすがに2秒とはいきませんが、ここまでなら30秒もかからないですね。
本当に簡単すぎて驚きました。そして広い!
身長174cmで75kgの僕が、大の字になって寝れる空間があります。
試しに妻と娘、犬も入ってみましたが窮屈という感覚はありませんでした。2人用でも、大人2人と小学校低学年の子供くらいなら十分いけそうです。
そして部屋へのフィット感も半端ない。キャンプに行けない厳冬期に、屋内で雰囲気を楽しむ事もできそうです。
前室にはキャンピングムーンのフィールドラック(幅60cm×奥行き27cm×高さ23cm)がぴったり!真上に比較的大きめのベンチレーターもあるので、ここで煮炊きは十分に行えます。
ランタンフックの代わりに洗濯バサミ
ランタンフックが入口上部には無く、奥側1ヶ所のみでした。それでもフック付きのクリップで吊り下げられますし、特に問題はありません。
僕は家にあったものを使いました。無きゃ無いでいいんですが、小型で吊り下げ式のランタンをお持ちの方は、用意しておくと便利です。
もちろんこれじゃなくてもご自宅にある洗濯ばさみや、事務用品のWクリップなどでも代用できると思いますので、あくまで参考まで。
高い換気性能
そうこうしているうちに娘も入ってきましたので、フレッシュ&ブラックの暗さを確認するため、閉め切ってみました。
入口側はほぼ真っ暗でしたが、ペグダウンしていないため後方が浮いていて、そこから光が入ってくるので正確なところが分かりませんでした。
これはどうしようもないので、後日屋外で改めて試します。
閉め切った状態でしばらく過ごしていると、さすがに屋内ということもあってちょっと熱気がこもってきました。
そんな時は、内側からオレンジ色の紐を引いてフライシートを巻き上げれば、大きなメッシュの窓が現れ換気ができます!
前のドアを開けた状態でここを開放すると、本当に風通しが良くなって涼しくなりました。
僕の勤めている会社もこれくらい風通しが良ければ最高です。
左右にもベンチレーターがあって、とにかく換気システムが万全です。空間の広さも相まって、テント内での調理も無理なく行えそうです。
冬場に石油ストーブを入れてらっしゃる方の動画を視聴したことがありますが、換気が良すぎてあまり暖まらないそうです。
安全面を考えると良いかもしれませんが、冬向きでは無いですね。
いずれにしても、テント内での火気の使用はくれぐれもお気をつけて!
午後22時。遂に占領される。
僕が娘の寝具を用意している間に、遊び疲れて寝てしまいました。気がつけば犬も、僕の高級寝袋にくるまっている始末。
さて、お布団を持ってきて、寝床を整えて就寝です。
それではおやすみなさい。
そして翌朝🌞
娘と犬はぐっすり眠れた様でした。僕は久々にサーマレストZライトソル1枚だけ敷いて寝てみたんですが、やっぱり全身がバキバキに痛くなりました。
我が家にいる安心感から酒が進んでしまい、娘の寝具を用意するのが精一杯で自分のエアマットを用意せず、そのまま倒れて寝てしまったせいです。
ともあれ、楽しく一晩が過ごせました。
今回は屋内での試し張りでしたので、次回は外で一泊して下記事項をチェックしてきたいと思います。
- ちゃんとペグダウンして耐風性をチェック&ピンと張った本来の姿を見る。
- 日光の下で紫外線99%カットのフレッシュ&ブラックの性能をチェック。
- 通気性の良さや室温の変化など、室内の快適さをチェック。
部屋の中でも楽しかったので、実践投入が本当に楽しみなテントです!
一緒にあると便利なもの
ほぼ必需品。このテントと一緒に使ったら幸せになれるものを数点ご紹介します。
グランドシート
こちらのテントにグランドシートは付属しておらず、公式でも専用品の販売はありません。
フロアはポリエチレン製で決して強い素材ではありませんので、ゴツゴツした石があるような場所では簡単に穴が空いてしまうと思われます。
また、そのまま使うと下面が湿気で濡れ、草や土などがベッタリと付いて撤収時に苦労する事になりますので、グランドシートは準備しておいた方がいいです。
僕は新たに買い足しはせず、手持ちのグラバーのオールウェザーブランケットを使う予定です。
サイズが152x213cmと、ポップアップテントのインナーサイズである145×210cmにちょうどいいですからね。
ずっと使っていますが耐久性もありますし、汎用性があるサイズでグランドシートとして割と定番だと思いますのでオススメしておきます。
(※追記)オールウェザーブランケットが気軽に買える値段じゃなくなって来てる様なので、代替品も掲載しておきます。
130×213cmと若干幅が狭くなりますが、インナーテントからはみ出なくなりますので、こちらの方が都合良いかも知れません。
フロアシート
フロアの素材がゴワゴワしていますので、中にも何かシートを敷いた方が快適に過ごせると思います。
僕はこの手の物を持っていなかったので、今回新たにこれを買いました。
UJackさんは、店舗の軒先にあるオーニングテントみたいなデカい前室を持つテントを得意とするメーカーさんですね。
テントだけじゃなく気の利いた小物もたくさんあります。このかわいいナバホ柄のレジャーシートは展開時200x150cmで、インナーサイズにちょうどいいです。
正直、値段が安いのであまり期待はしていませんでしたが、良い意味で裏切られました。
表面は柔らかいフリース(起毛)素材で、ものすごく肌触りがいいです。僕が揃えるギアをあまり褒めない妻も絶賛していて、自分も欲しいと言っていました。
裏面は防水性の高いPVC素材で、しっかりした作りです。グランドシートと合わせると土砂降りの日でも心強いですよね。
これ一枚で十分ですが、両端にマジックテープが付いていて連結できたりもします。
収納時は35cm×25cm×10cmで適度にコンパクトになりますし、持ち手も付いて便利です。
レジャーシートなのでさすがにクッション性はありませんが、サラッとして気持ちいいので本当にオススメです。もし破れたりしたら、次もこれを買います。
人気が出て価格が高騰したり、入手困難になる前にぜひお買い求めください!
お座敷スタイルに合う高さのテーブル
ユニフレームのフィールドラック
前室やテント内でお座敷スタイルを楽しむ際のテーブルは、ユニフレームのフィールドラック程度のサイズ感がちょうどいいです。
寸法は幅60×奥行35×高さ23cmです。
そのまま使用すればお座敷スタイルに最適で、2段重ねればロースタイルにちょうどいい、と幅が利くところが定番品たる所以ですね。
耐荷重30kgで、クーラーボックスやコンテナはもちろん、鉄製なので熱したダッチオーブンをそのまま置いても平気な頑丈さ。
2台スタックして上をテーブル、下を小物置きとしたり、格子状のフレームにフックを掛けて使える利便性。
それでいて折りたたんだ時の厚さはなんとわずか1cmで、重量1.7kgと、その使い勝手の良さと照らし合わせたら軽いもんです。
もともとクーラーボックス置きとして発売されたらしいのですが、キャンパーたちの創意工夫によって様々な用途が開発され人気商品となった、いわば現場に育てられたギアですね。
キャンピングムーンのフィールドラック
ここまでキャンパーたちに愛され人気が出ると、仕様がほとんど同じオマージュ商品が出現するもの必然です。
それがみんな大好き、キャンピングムーンのフィールドラック。
もうリスペクトし過ぎて名前まで一緒ですよ。
まずデメリットから書くと、収納時の厚さが2.3cmとユニフレームの倍以上、重量も2.15kgと450g重くなることが挙げられます。
しかしこれらは、2台程度の使用で車移動なら誤差の範囲でしょう。
逆にメリットはどうでしょう?
外径寸法や耐荷重などは本家と全く同じで、外観は黒めっき、赤めっき、ステンレスなどバリエーションに富み、天板や収納袋など欲しいオプションはちゃんとラインナップされています。
何より単品でも本家より2,000円近く安く、在庫も安定しています。
何を選ぶかは好みによりますが、幅60×奥行35×高さ23cmというフィールドラックの大きさに近い物を選べば間違いありません。
車への積載はどうか?
このテントは収納すると外径74cm、厚さ約9cm大きな円形になります。
この時点で車を持っていない方には不向きですが、僕は車以外の交通手段を使わないので問題ありません。
気になるのはむしろ、小さい車に無理なく積載可能かどうか?という点です。
僕の愛車はジムニーシエラJB74です。
ご覧のとおりバックシートが倒れてフルフラットになりますので、積載は問題ありません。
縦置きでも大丈夫でしたので、これのせいで他の荷物が積みづらいという事もなさそうです。
また、僕の車にはアルミフレームと様々なパーツの組み合わせで棚などが作れるG-FUNで天井収納を組んでいます。
そこにもキツキツというか両端を引っかけているだけですが、なんとか収まります。
無理にここに収める必要も無いとは思いますが、後部座席に人を載せる場合の手段としては有効です。
結果として、小さく狭くても4人乗り以上の車なら積載も問題はないでしょう。
あとがき
このテントの開発・販売元である「デカトロン」は1976年にフランスで創業した世界最大級のスポーツメーカーで、その社名は日本語でオリンピック競技でもある「10種競技」という意味。
「ケシュア」というのはキャンプや登山用品のブランド名で、そのほかにも陸上にロードバイク、ダンスやスケート、ウオータースポーツに至るまで様々なスポーツ用品を自社開発、販売しているようです。
社名に偽り無く、スポーツに関することならうちに任せな!ということなんですね。
日本国内ではナチュラムとの提携で2011年から販売を始め、2015年にはオンラインショップを開設。
更に2019年には国内初の実店舗を兵庫県の西宮にオープン。翌2020年には首都圏初店舗を幕張にオープンし、その裾野を着々と広げて行っています。
僕はオンラインショップでの購入でしたが、注文から商品の到着まではレスポンス良くスムーズで、ストレスなく入手できました。
徹底的なリサーチや科学的検証がなされた上で行われている商品開発や、消費者に高品質な商品をリーズナブルな価格で提供することへのこだわりや情熱は、Webサイトからでも垣間見れます。
2年の保証期間や到着後365日返品対応などの充実したアフターサポートも、お客様第一主義が徹底されているというか、ホスピタリティの精神にあふれていますよね。
また、それらは同時に自社製品への自信の現れであるとも言えます。
実際に届いた商品からもそれは十分に伝わってきましたし、「もっと早く買えば良かった」と、おかしな後悔すら覚えます。
実店舗が近い方は是非、お店に行って実際の商品に触れてみてください。その際は、手荷物を少なめにして出掛けることをオススメします。きっとファンになって、帰りには手荷物が増えているはずですから。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それではまた次の記事でお会いしましょう!
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