【ケシュア】設営簡単しかも大型で快適!人気のダブルウォールポップアップテント【AYAMAYA】

テント

ビジネスホテルのエレベーターを降りると、毎回自分の部屋が左右どっちの方だったか分からなくなるKですみなさんこんばんは。

ワンタッチテント選び、まだ迷ってます。

前回の記事でケシュアのワンタッチテント「2 SECONDS EASY FRESH&BLACK」に決めたと高らかに宣言しましたが、いまひとつ決定打に欠けます。

その後あれこれ悩んで、ようやく決断いたしました。

今回は僕のワンタッチテント選び完結編ということで、その顛末について書いていきたいと思います。

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ワンタッチテントを買うのは、そもそも何のため?

いくつかのテントを所有している僕が、さらにワンタッチテントを必要とする理由は下記2点です。

  1. 愛犬とゆっくり過ごせる快適な時間と空間を確保するため。
  2. 気が向いたらサッと出かけられる環境を作るため。

ペットと快適に過ごす時間と空間を確保したい

1.がメインです。愛犬家として、設営や撤収が長いことで犬にストレスを与えたくないですからね。

うちのはパグで小型犬ですから、そんなに広くなくてもいいんじゃない?と思われがちですが、犬って用を足すときにトイレシートの周りをくるくる回るんですよ。

安全確認と、地磁気を探ってベスポジを把握しているらしいのです。うちの犬もポンコツに見えて意外と高性能です。

そんなわけでスペース確保のためには、せめて大人2人用くらいの広さが必要になってきます。

キャンプへの心理的ハードルを下げる

2.に関しては、仕事で疲れ果てた週末とか、ソロキャンプやデイキャンプに行くチャンスはあるものの、設営撤収がおっくうで躊躇してしまったことが何度かありまして。

行ってしまえばなんてことはないんですが、心理面でのハードルを下げる意味でも簡単なものがひとつ欲しいな、と。

こんな理由で、時短になるワンタッチテントの検討に至ったわけです。

僕のワンタッチテント選定基準

僕のワンタッチテント選定条件は以下のとおりです。前回の検討記事からあれこれ考えて、赤字の部分を加筆修正しています。

  • 100%車移動なので収納時の大きさ、重量にはあまりこだわらない。
  • でも収納時はコンパクトに収まるに越したことはない。
  • 時短のため、とにかく簡単に設営、撤収できるものを。
  • 犬と一緒に快適に過ごしたいので、収容人数は大人2人以上。
  • パグという犬種はとにかく暑がりなので、テントの風通しや遮光性を重要視。
  • 雨天時に調理できる程度の広さの前室もしくはキャノピー付き。
  • 見た目が好みであること。
  • 予算は2万円以内。

僕の場合は「犬連れソロキャンプ」という条件に特化した内容です。

ワンタッチテントは選択肢がある程度限られてきますし、通常のテントでも設営が簡単なものはたくさんあります。

一口にソロ用と言っても、テント内でゴロゴロして過ごすのが好きな人と、焚き火を使った調理主体の人では選定基準もまた違ってきます。

最初の一幕である場合や、ご予算が限られていている場合は特に設営の容易さはのみにフォーカスせず、移動手段、キャンプ頻度、人数、テントは寝るだけのスペースか?それとも引きこもり主体か?などなど、ご自身のスタイルを考慮して選択してくださいね。

なぜケシュア2 SECONDS EASYではだめか?

前回ほぼ購入確定と絶賛したのはケシュアの2 SECONDS EASYです。

出典:デカトロン

もちろん画期的なアイデアを持った素晴らしいテントであることは確かですが、ブログやYouTubeでレビュー記事や動画を観ていたら、やはり自分の用途では不足している部分がありました。

具体的にどのあたりが気になったのかを挙げていきます。

前室が狭すぎる

これが最も気になりました。前室は最も奥行きがある場所で約40cm。一応前後に2つありますが、公式の写真を見ても靴を置くのが精一杯な広さです。

出典:デカトロン

雨天時のちょっとした煮炊きとか、室内に持ち込みたくない濡れたり汚れりした物を置く場所とか、やっぱりあると無いとでは利便性に大きく差が出ますよね。

前回の記事でも無意識に「前室」というキーワードを連発していて、僕は前室を重要視しているんだと改めて認識しました。

タープとの併用が必須になる

それでもあの設営の楽さは非常に魅力的で、何とかしてカバーできないものかと、いろいろと可能性を探りました。

最初に思ったのは、以前持ってたニンジャタープのような小型タープと連結して、前室を作れないか?という案。

それを調べているうちに、どうせタープも買うなら同じケシュアのを買って色を合わせようか?とか、TC素材のタープを持ってないからこの際買ってしまおうか?などと、いつの間にかタープ選びをはじめる始末。

これでは当初の趣旨とは全く違うな、と我に返りました。

100点のワンタッチテントだが、僕にとっては?

しつこいようですが、設営が本当に楽な神テントであるという認識は今も変わっておりません。

このテントは、瞬時に設営を終わらせて他のことを楽しもうぜ!という設営の容易さ部分にステータスをほぼ全振りしています。

設営が瞬時に、簡単に終わることが最も重要視されるという本来の意味でのワンタッチテントとしては100点だと思いますし、この点においてEASYシステムは他の製品の追随を許しません。

テントは寝るだけのスペースであって、アクティビティや写真撮影、料理や焚き火など、別の楽しみにより多くの時間を割きたい!という方々にとっては最高の一品です。

しかし、僕の用途では必然的にテント内で過ごす時間も長くなり、室内の快適さもまた重要なファクターとなります。

最終的に選んだのは同じくケシュアのポップアップテント

それで結局最後に選んだのは、同じくケシュアのポップアップテント 2 SECONDS FRESH&BLACK XL。こちらの2人用の方です。

公式サイトで2 SECONDS EASYと並んで写っているのは3人用の方です。3人用の価格はEASYと同じ17,800円ですが、インナーサイズが(約)210cm×219cm×115cmとだいぶ余裕がある作りで、収納時の直径も85cmと、これではちょっと大きすぎると思っていました。

そういうラインナップだと思い込んでいて、2人用があることを見逃していました。

これは盲点でした。例えるなら、恋愛観察バラエティの結末みたいですよ。

第一印象で決めてたあの娘と結ばれるかと思いきや、最終的にすぐ側で見守ってくれていた別の娘を選ぶという。

単純に僕のリサーチ不足ですが。

2 SECONDS FRESH&BLACK XLのメリットとデメリット

まず円形のポップアップという時点でおもちゃっぽい感じがして敬遠してましたが、調べれば調べるほど実によくできています。

メリット

撤収にコツが要らない!

設営はバックルを外して広げるだけで超簡単。逆にコツが要ると思われがちな撤収は、インナー左奥にある赤いベルトを引っ張りながら外に出ると、本体が自然と大きな円形に畳まれる仕掛け。

そこからもう1段階小さくする必要がありますが、これは文章で説明するより動画がわかりやすいので、公式の動画をどうぞ。

僕はこれを見て、「ポップアップテントは撤収がめんどくさい」という固定観念が吹き飛びましたね。

前室シートを畳んで土間にできる!

前室のシートはベルクロとトグルで計3箇所止まっていますが、これを外すとめくって折り畳むことが出来て、土間になります。

だからどうした?という方もいらっしゃるかも知れませんが、調理好きな僕にとっては床にシートが無い方が火気を使うにも安心で、鍋の吹きこぼれも過度に気にしなくても良いという点でポイント高いです。

開度調整可能なベンチレーター

背面のベンチレーターは内部からフライシートをたくし上げて大きく開くことが出来ますので、かなり風通しが良くなって涼しいと思います。

出典:デカトロン

また、両サイドのベンチレーターはフルクローズ、メッシュ、フルオープンにできるほか、フライシートをひさしの様に固定できるので、雨が降っていても使用可能で便利です。

出典:デカトロン

デメリット

ここまで良い点ばかり書きましたが、さすがにいいとこづくしではありません。メーカーに改善をしていただきたい点もいくつかはあります。

インナー正面入口の敷居が低い

インナーテント正面入口の敷居が、側面や背面に比べて明らかに低いです。設計上こうなってしまうのは仕方ないのでしょうか?

出典:デカトロン

くぼんでいて水が流入しやすいところにテントを張らない事で、ある程度は対処可能かと思いますが、予期せぬ大雨の際の浸水が不安ではあります。

しかし、これに関してはゴミを掃き出しやすいといった利点もあります。パグは短毛ですが、抜け毛が激しいですから。

床面がポチエチレン

公式レビューでもガサガサしたレジャーシートみたいというコメントがありました。グランドシートは付属しないので別途用意して敷く必要があります。ゴツゴツした石のあるサイトは特に注意が必要ですね。

うちのパグさんは床をガリガリと掘る癖があるので若干不安ですが、これに関してもインナー床にマットやブランケットを敷くことで対処可能です。

ライバル商品はAYAMAYAのポップアップテント

比較対象となるのは、インナーが付いたダブルウォールのポップアップテントになりますが、そういった商品は数が少ない印象です。

今現在ライバルとしてあげれるのは、唯一これくらいです。

AYAMAYAのポップアップテント

こちらもダブルウォールのポップアップテントですので、ガチのライバルとなる商品です。

ケシュアに比べスペックで勝る点はこちら。

  • 縦260cm×横380cm×高さ130cmで、収容人数が4〜6人。
  • 入口は跳ね上げてキャノピーを立てられる。
  • グランドシート付属(取り外し可)で耐水圧4,000mm。
  • フライの耐水圧は3,000mm。
  • いつの間にかカラーバリエーションが増えている。

広いは正義!と謳ってますからね。ポップアップでこの広さはすごいですよ。

ただ、収容人数は4〜6人とのことですが、実際にゆっくり使えるのは小さいお子様のいる4人家族くらいまでと思います。

前室が土間になる点はケシュア同様ですが、入口を跳ね上げてキャノピーが立てられるのはケシュアに無いポイント。

グランドシートが付属している点や耐水圧が高い点も、安心感があっていいですね。

また、いつの間にかカラバリが増えていました。

Amazonにはグリーン、アップルグリーン、ブラウン、ブルー、モスグリーンと5つの選択項目がありましたが、モスグリーンだけ選択不可でした。

色は好みの問題ですが、個人的な意見を言えば、やはりグリーンが無難な印象です。

逆にケシュアと比較してイマイチな点はこちら。

  • 左右のメッシュのベンチレーターは雨が降ったら閉めなければならない。
  • 収納時にケシュアのようなアシスト機能が無い。
  • 紫外線カット率が50%(ケシュアは99%)。
  • (ケシュアと単純比較すると)価格が高い。

室内から開けられるベンチレーターがありますが、両側面の中央から上付近に付いていて、ひさしも無いので、雨が降ったら閉めないといけません。

収納に関してもケシュアの様にベルトでアシストする機能はなく、ちょっとコツが要る部分がネックですかね。

紫外線カット率に関してはケシュアのお家芸ですので敵わないところではあります。

また、価格に関しては単純比較です。サイズと収容人数の差もありますので、公平な比較では無いことを申し添えておきます。

どちらを選ぶべきか?

まとめると、ほしい機能がひと通り網羅されているのがAYAMAYA、洗練された機能が厳選されていて痒いところに手が届いているのがケシュアという個人的な感想です。

僕は自分の用途に合わせてケシュアにしました。どちらも良いものだと思いますので、価格や利用人数で選んでしまっていいと思います。

AYAMAYAのテントは、Amazonの商品説明欄に「災害用テントとして、大阪の市役所から390個、熊本の市役所から50個を受注しました。」とありますので、そういったことが品切れ要因のひとつかも知れません。

いずれにしても人気が高いことが伺えます。

AYAMAYAにはOEM商品もある

ブランドロゴが付いていないOEM商品もあります。執筆現在、本家より価格が高いので誤って購入しない様に注意してください。

※2022年2月現在、OEM商品の販売は確認できませんでした。

やっぱりケシュアのポップアップテントが僕にはちょうどいい!

ワンタッチテント全般、そしてポップアップテント内でも比較検討した結果、やっぱり僕の用途にはケシュアの2 SECONDS FRESH&BLACK XL(2人用)が合っていると確信しました。

購入前に選定条件に合致しているか、パグさんの最終チェックが入ります。

ぱぐ
ぱぐ

君の狭い車に積めるの?大きさや重さは?

ぼく
ぼく

収納時の直径が74cmだから、僕のジムニーのラゲッジスペースに無理なく収まるよ!重さも4.3kgだから君より軽いよ。

ぱぐ
ぱぐ

設営・撤収で待たせるなよ!ヒマだから。

あとトイレスペースもしっかり確保してよ?

ぼく
ぼく

さすがに2秒は無理だけど、設営2分、撤収5分くらいでいけそうだよ!

インナーは145×210cmあって大人2人でも余裕のスペースだから、君とふたりなら十分な広さだね。

ぱぐ
ぱぐ

とにかく暑いのは勘弁な。

ぼく
ぼく

特許技術の「FRESH&BLACK」素材で、遮光(99%)、UPF50+で紫外線をカットできるし、遮熱効果も高いみたいだよ。それでも真夏は連れ回さないから安心して。

ぼく
ぼく

それに、ベンチレーターは前室、後部にはもちろん、左右にも開閉可能なものがあるんだ。ひさしまで付けられるから、雨でも風通し良く涼しくできるよ。

ぱぐ
ぱぐ

ポップアップテントって弱そうだよね?

雨風にさらされて大丈夫?

ぼく
ぼく

耐水圧は2,000mmあるから問題ないよ。

耐風性に関しても時速50kmの風(風力6)に耐えられる設計だから安心だね。

ぱぐ
ぱぐ

前室にこだわってたけど、どうなの?

ぼく
ぼく

60cmの前室があるから、靴とか濡れた物も置けるね。

あと多少の雨は防ぎつつ、ちょっとした調理もできそうだよ。

ぱぐ
ぱぐ

かっこいいの?

おいくら?

ぼく
ぼく

見た目は好みが分かれると思うけど、僕は気に入ってるよ。

お値段は税込で14,900円。

ぱぐ
ぱぐ

なにそれ、超お買い得じゃん!

早くポチれよ!

ぼく
ぼく

そうだね。

この記事を書き終えたら早速ポチるよ!

というわけで、ケシュアのポップアップテント 2 SECONDS FRESH&BLACK XLの2人用を購入させていただきます!

あとがき

ポップアップテントなんて初心者向けとしてはおろか、テントというよりデイキャンプ用のシェルターでしょ?なんて思っていました。

しかし、今回購入に当たっていろいろとリサーチしてみて、今現在のそれは通常のテントにも勝るとも劣らない性能を有していることが分かりました。

こうなると設営・撤収が簡単という本来の持ち味が、より活かされて来ますよね。

何事も偏見を捨てて、調べてみないと分からないものです。

今回ご紹介したケシュアのポップアップテント 2 SECONDS FRESH&BLACK XLは初心者〜上級者まで経験は問わず、間違いなくオススメの一品です!

2人用、3人用と2サイズ展開ですので、皆様もご利用シーンに合わせて検討対象のひとつに加えてみてはいかがでしょうか?

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは、また次の記事でお会いしましょう!

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