【お座敷スタイル】アウトドア・キャンプ用座椅子は意外に種類が豊富【腰痛対策】

道具

「満身創痍」と書いてKですみなさんこんばんは。

突然ですが、テントの中でゆっくり過ごしたい時って皆さんどんな体勢を取られてますか?

例えば雨の日や、就寝前お酒を飲みながらのぐだぐだタイムなど、寝ているとき以外でテント内に長時間いる時です。

僕はサーマレストのZライトソルを敷いてあぐらをかいて座ったり、肘をついて寝そべったりしてますが、こういう体勢を長く続けるとかなり身体が痛くなります。

こういう時にはやっぱり、座椅子が欲しくなるんですよ。

別に無くてもいいものだとやり過ごしていましたが、先日のおうちキャンプで身体がバキバキになり、その必要性を再考するきっかけとなりました。

今回はテント内で過ごす時間が超快適になる!?座椅子についてのお話し。

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再発を繰り返す座椅子がほしい病

ヘリノックスのグラウンドチェアではダメか?

比較的座面が低い「あぐらチェア」というと、ヘリノックスのグラウンドチェアが有名ですね。

僕も持ってたりするんですけど、今ひとつ活躍の場がありません。

▲今は子供用チェアになっている。

仰け反って座るような感じになるので、足を放り出してくつろいだり、天を仰いで星を見たりするのに向いているとは思います。

しかし、テーブルと一緒に使うと思いのほか使い勝手が悪かったんです。

食事したり、作業したりと前傾姿勢には向いてない気がするというか、個人的には使いづらかったですね。

テント内での理想は、こんなふうに低いテーブルの下に足を伸ばし入れてくつろぐことなんですが、もちろんできないですよね。

▲この体勢で映画を観ながらお酒が飲めたら最高です。

これはグラウンドチェアが悪いわけじゃなく、僕のスタイルや、持ってる道具との相性が良くないだけなんですけどね。

テント内でだらだら過ごすときにはやっぱり座椅子がほしい

冒頭にも書いたとおり、先日のおうちキャンプで固い床の上でも平然としている娘とは裏腹に、届いたテントの品質の良さに笑みを浮かべながらも、どこか心の底からは喜べていない自分が居ました。

ケツが痛い、太ももが痛い、腰が痛い。

でも座椅子なんて本当に必要か?旅館かよ!

無骨はどうした?そもそも使ってる人あんまり見ないぞ?

それに、あれもこれもと買っていたらきりがないし、ある物で工夫とか我慢できないか?

そんな自問自答を今まで繰り返して来ましたが、

悩むのは今日で終わりだ!

今回はっきりと分かりました。僕はもうそんな若くないと。座椅子が必要なカテゴリーの人なんだと。

座イス注文してもイイッスか?(うっせーわ)

テント内で好きな体勢を取りながら快適に過ごすには、やはり座椅子が一番。

ということで、買います座椅子。

調べれば意外と種類がある座椅子

安けりゃなんでもいいと思っていましたし、正直パタっと開いて座るだけのものにこんなにバリエーションがあるとは思いませんでした。

パターン例と代表的な商品をまとめてみましたので、一緒に見ていきましょう。

安価なベルトタイプ

安価なものとして、例えばキャプテンスタッグのFDチェア・マットみたいな形状のものが多数あります。

左右にある調整バンドを使ってリクライニングの角度調整ができますし、ベルトを外して全開にすればマットにもなります。

収納時はそのまま折り畳んで1枚の板にする形です。

レビュー件数も800件超と多いですが、評価は割れています。金額も安いので「まずは試しに」という方はこれで試してみるのありだと思います。

ベルト式コンパクト収納タイプ

先ほどのFDチェアと仕組みは同じですが、最大の違いは折り畳んでコンパクトに収納できる点です。

クレイジークリークHEX2.0 オリジナルチェア。

収納時は12×42cmと細長く折り畳めますので、荷物の隙間に差し込んでしまえそうです。

また、生地に引裂強度の高いリップストップナイロン、フレームにカーボンファイバーがそれぞれ使われているせいか、「丈夫で耐久性が高い」という評価が多いですね。

写真で見ても、ベルトは確かに丈夫そうに見えますよね。

お値段もそこそこしますが、末長く使える一品になってくれると思いますよ。

背もたれ組立タイプ(ベルトレス)

構造上、背もたれに荷重が掛かりますので、強度が心配な方はこちら。

同じくキャプテンスタッグのフィールド座椅子。

アルミ製のフレームを組み立てて背面にセットする仕様なので、ベルトが切れるなんていうトラブルとは無縁です。

何より左右にベルトが無いと、あぐらをかいたり、ちょっとだらしない座り方をしても邪魔になる物が無いので、よりくつろげそうですね。

こちらも収納時は43.8×14.4×10.4cmと、それなりにコンパクトにまとまります。

レビューも概ね好意的なものが多く、座り心地も強度も問題なさそうです。

難点を挙げれば、背もたれの角度が変えられないことと、価格が高いこと。

希望小売価格以上になっていないか、要チェック!

キャプテンスタッグ公式を見ると6,600円(税込)となっていますが、本記事執筆現在は品切れ中。

入手可能な他のECサイトでは、価格が高騰している模様です。

キャンプブームで一部人気商品や定番商品の品薄、値上がり傾向が続いています。

キャンプギアを選ぶ際にちょっと高いなぁと感じたら、公式サイトでメーカー希望小売価格を確認してみることをオススメします。

いいものはやっぱりみんな欲しくなるわけですが、必要以上に高値で買うことはないですからね。

価格が落ち着くまで少し待つか、あきらめて別のものを選ぶかにしましょう。

フレームごと展開タイプ

価格と丈夫さのバランスが取れているのはこちら。

コールマンのコンパクトグランドチェア。

こちらもアルミフレームで体を支える構造ですが、組み立て要らずのワンアクションで展開、収納が可能なところが便利ですね。

しっかりとした作りで、長時間座っていても問題なさそうです。

リクライニング調整はできませんが、あぐらをかいて食事したり作業したりすることが多いキャンプでは十分でしょう。

これは好みの問題でデメリットになるかどうか分かりませんが、スカイブルーとライムの2色展開で、いずれも最近のテント色のトレンドとは調和が取れそうにない所が個人的に気になるポイントではあります。

もっとも、コットに敷いているようなラグマットをかけるだけで解消できますから、問題はないですね。

トランスフォームタイプもあるんだってよ!

これまでご紹介してきたのは、折り畳んであるものを開いたり、組み立てて座椅子形状にするものでした。

これらとはちょっと視点を変えた商品で、お手持ちのエアマットなどを折り畳んで座椅子形状にするのをサポートする、トランスフォーム型の物もあります。

SEA TO SUMMITの公式動画で観ると分かりやすいので、どうぞ。

ご覧のとおり、座椅子のフレーム部分が商品で、座の部分はマットですので別途用意する必要があります。

別に新商品ではなく昔からあるようですが、僕は知りませんでした。みんな知ってるけど、あまり需要がなくて話題に登らないだけなんですかね?

よく考えるもんだなぁって素直に思いましたけど、もっとよく考えるとパンクしたら椅子とベッドの両方を失うことになるのでリスキーでもありますね。

とりあえず代表的なのは、この2つの様です。

SEA TO SUMMIT エアチェア

先ほどのYouTube動画のものですね。

レギュラーとラージの2種類ありまして、レギュラーは同社のレギュラーもしくはスモールサイズのマットに、ラージはラージサイズのマットに対応しています。(※コンフォートデラックスS.I.マットは非対応 )

本体底部は丈夫で耐水圧2000mmの70Dナイロン素材。マットの下をすっぽりと覆う構造になっていますので、屋外で使用する場合も安心感があります。

まぁテント内での使用に留めておいた方が無難だとは思いますが、そう考えるとかなり頑強な作りですね。

サーマレスト トレッカーチェア

もうひとつは、サーマレストのトレッカーチェアです。

画像では、赤と白でデザインされたオリンピック日本代表公式カラーの座椅子みたいに見えますが、こちらも画像の白い部分は商品に含まれず、この商品単体では座椅子として機能しません。

基本的な使い方や、幅が20インチ(51cm)と25インチ(63cm)の2種類のタイプがあって、それぞれの大きさに応じたマットに対応している点も先ほど同様です。

違いがあるとすれば、こちらはマットを覆うというより、マットに着せるイメージです。

底部もガードされていますが、SEA TO SUMMITの物の様にすっぽり覆われているわけではなく、マットの両端はTシャツから頭を出すように露出しています。

このせいでマットの保護という観点からすればエアチェアよりは劣りますが、テント内で使用するものとして考えると、それほどマイナスになる事でもないでしょう。

ちなみに、これはエアチェアもですが、サイズさえ適合すれば同社のマットでなくても着用可能です。

あとがき

いろいろと比較検討した結果、サーマレストのトレッカーチェア(20インチ)をチョイスしました。

価格と在庫状況、それに自分の手持ちのマットとの適合を考慮した結果です。

また、座椅子は構造が単純なので、買う前から大体どういう物であるかが分かる普通の物よりも、こういうアイデア商品みたいな物の方が面白そうだから、という理由もありますね。

マットとの組み合わせで使用感も違ってくると思いますし。

早速注文しましたので、届いたらレビューしてみたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは、また次の記事でお会いしましょう!

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