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手持ちのエアマットを座椅子にトランスフォーム!サーマレストのトレッカーチェアがやってきた!

道具

久々に小学校の中に入ったKですみなさんこんばんは。不審者としてでは無く、保護者としてである事を、念のため申し添えておきます。

さて、キャンプ快適化計画のひとつとして座椅子を準備する事を決意し、その選定から購入までのドキュメントを前回書きました。

もう届きまして、手持ちのマットで色々と試してみましたので早速レビューしていきたいと思います。

そんなわけで、今回はサーマレストのトレッカーチェアについて。

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トレッカーチェアはこんな商品

サーマレストのトレッカーチェアは、一口で言えば座椅子のフレームです。

肝心の座の部分は別途用意する必要があるのですが、これに手持ちのスリーピングマットが使用できるという一石二鳥なアイテムです。

つまり、キャンプにこいつと普段使いのマットを持っていけば、座椅子とベッドがいっぺんに用意出来るというわけです。

その名の通り、なるべく荷物を軽減したいトレッカーをターゲットにした商品です。

比較的コンパクトで軽量な椅子でも600g程度はありますし、バックパック内でもそれなりに場所をとりますからね。

それでも、登山などで軽量化を最重視するケースもある方にとっては、重量も仕舞い寸法も微妙な商品みたいですけどね。

僕のような車で移動するキャンパーには十分すぎるほど軽量コンパクトです。

そもそも車で行くなら正直これ以外にもたくさんの選択肢があるわけですが、商品コンセプトが魅力的だったことが購入の決め手になりました。

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それでは開封してみます

届いた箱を開けると、ご覧の様な細長いオレンジのスタッフサックが出現。

▲小さくまとまっている。これとマットの組み合わせで座椅子ができる。

色は「トマト」と表記がありました。真っ赤に完熟する前のトマト色ですね。

仕舞い寸法は45cm×8Φで、重量は290g。羽根の様に軽く、何も知らない人が見たら「これが座椅子になるとは想像もつきません。

というか知ってる僕が見ても、この時点では?です。

背もたれ部分の幅が20インチ(51cm)と25インチ(63cm)の2種類がラインナップされています。

この51cm、63cmという数字は、サーマレストのスリーピングマットの幅に基づいており、同社の「ネオエアー」シリーズ用として設計されています。

これからマットと一緒に購入を検討している方は、サーマレスト代理店のモチヅキ公式サイトでサイズやラインナップをご確認ください。

サーマレストのネオエアーXライトMAX SVを快適な座椅子仕様に!

それでは、実際に手持ちのマットで試してみます。

僕がこれを買った理由の一つとして、手持ちのマットがサーマレストの「ネオエアーXライトMAX SV」だったという事もあります。

第1形態 基本のソファスタイル

手始めにマットを膨らませます。

▲今はバルブが新形状のウイングロックバルブになった新型が出てます。

ちなみに、このマットのサイズは、幅51cm×全長183cmで厚さは6.3cmです。

膨らませたマットにトレッカーチェアを着せていきます。

▲最初からパンパンにエアを入れずに、ちょっと足りないくらいでいい。

折り畳んで座面と背もたれを作ったら、真ん中のベルトをバックルで固定します。

▲途中経過。これで背もたれを起こせば完成です。

背もたれを起こして左右のベルトをバックルで固定すると、

▲座はかなり肉厚で、背もたれもしっかりしています。

座椅子の完成です。かなりいい感じですね。

公式の画像にある、最もスタンダードなパターンです。

実際に座ってみると、本当に心地よくて、ちょっと感動しています。

座椅子というより、もはやソファです。

座面が広いのであぐらをかいても良し、足を投げ出しても良しです。

長時間座っていてもお尻が痛くなる気配はありませんし、ゆったりとして背もたれのおかげで腰も大丈夫です!

腰痛持ちでありながら今までこれといった対応をして来なかったのは、キャンプ用の座椅子なんてそんなに質のいい物は無くて、どうせあっても無くても同じだろうと高をくくっていたからです。

もっと早く買えば良かったと、本当に後悔しています。

キャンプのテント内で、こんな快適さが味わえるなんて思ってもみませんでした。

更にシーンによって変わる「ベストな姿勢」に応じて、マットの折り返し位置や、背もたれの角度を調整してみましょう。

第2形態 作業スタイル

食事やテーブル上での作業の際、ちょっと前傾姿勢を取る為に腰のあたりをもう少しサポートしてほしいですよね?

そんな時はこのスタイルがベスト。

▲腰をサポートすると前傾姿勢が非常にとりやすい。

腰とマットのすき間を埋める様に、マット下部を腰の位置まで巻き上げて壁を作ればいい感じになります。

そのため、座面となるマットの折り方が先ほどと逆になっています。

セットする時は常にこの向きで折り畳む方が、このスタイルに変形したり、第1形態に戻したりする時も楽ですね。

第3形態 寝落ちスタイル

夜も更けて、お酒を飲みながらまどろむシーンではこちら。

▲テント内で長時間くつろぐなら断然このスタイル!

テント内で取りたい姿勢ナンバーワンに輝くであろう憧れのスタイルを、いとも簡単に実現できます!

もはやラウンジチェアですね、これは。

そこがテント内である事を忘れてしまうほど、優雅な時間を過ごせると思います。

早々に寝落ちしちゃいそうなので、くれぐれも火の始末や寝る前の準備を済ませてから、この形態を取ってくださいね。

セットのコツは「ゆるめ」

簡単ですが、トレッカーチェアを使う際のコツを2つほどご紹介。

座になる部分を折り曲げる工程がありますので、初からパンパンに膨らませないで、少し余裕を持ってゆるめに空気を入れておくことです。

完成品に張りが足りない場合は、最後にいくらか息を吹き込んで調整できますからね。

また、左右のベルトも最初はちょっとゆるめにしておきましょう。

着座したら調整ベルトを両手で保持しながら背もたれにもたれかかって、良い角度を探り当てたらその位置でベルトを引いて固定すればOKです。

やみくもにベルトをいじるより、確実に座り心地の良い角度を見つけられますよ。

サーマレスト以外のマットでは使用できないの?

他社製マットでは使えないのか?という疑問もあるかと思いますが、結論から言えばサイズさえ合っていれば、どのメーカーの物でも使用可能です。

▲マットに着せるだけなのでサイズが合えば何でも座として使えます。

マットに着せるだけの単純な構造ですので、当たり前と言えば当たり前ですね。

ただし、オーダーメイドのシャツと量産品では着心地が違うみたいに、同社製のマットの方がおさまりが良いのは確かです。

服ほどシビアでは無いでしょうが、この商品自体がサーマレストのネオエアーシリーズを基準に設計されているので、快適さでいうと同社製を使用するのがベストであると言えます。

他社マット① クライミットのイナーシャオゾンで試してみる

他社製マットでの事例として、とりあえず手元にあるクライミットのイナーシャオゾンでやってみます。

▲他社製品での使用感をチェックしてみます。

まずマットを適度に膨らませます。

▲枕付きのエアマット、イナーシャオゾン。

クライミットのイナーシャオゾンは枕一体型ですが、バルブが枕と本体の両方に付いています。

背もたれを立てても枕は直立しませんので膨らませなくても良いかと思いますが、一応ベルトを外せば直ぐにベッドとして使用できる状態でテストします。

▲サイズは問題ないっぽい。

因みにこのマットのサイズは、幅54.6cm x 厚さ4.4 cmで全長183cmです。

▲これは期待できそうだ。

枕が付いている事とエアーバルブの位置の都合で、写真のような畳み具合になります。

先ほど同様、背もたれになる部分を起こして左右のバンドを固定すれば、、、

▲なにこれカッコいい!

まるでデザイナーズチェアのような趣。なかなかっこいいですね。

オカムラのバロンのデザインでも有名なジウジアーロが手掛けたと言っては…過言ですが、アウトドアで使っていたら間違いなく目を引く事でしょう。

折り方を変える事で、ネオエアーでやった様な形態の変化を楽しむこともできます。

肝心の座り心地は許容範囲ではありますが、やはり圧倒的にネオエアーに劣ります。

これには、このマットの穴が開いた独特な形状が関係しています。

就寝時にポイントで身体を支えるマットとしては優秀ですが、ホールド感がほしい椅子の座面や背もたれとしては、そのボコボコした部分が気になりました。

それとエアバルブの位置が微妙です。

押し込んだりくるんだりして調整しても、背もたれに荷重を掛けると写真の位置に戻ってきてしまって、バルブが背中当たる違和感が拭えませんでした。

▲バルブがちょっと邪魔だった。

こういう細かい所が、設計基準になっているネオエアーには敵わない所でしょう。

もう一つ個人的な意見を言えば、マットを折り畳んで使用するので、スクエアな形のマットの方が、椅子形状にした時に余計な隙間も出来ずしっくりくると思います。

更にZライトソルをかぶせてみる

座り心地の改善策として、こんな感じで上にZライトソルをかぶせてみました。

こうする事で違和感も無くなり、満足できる座り心地になりました。

▲これは納得の座り心地。

イナーシャオゾンの場合はここまでしてようやく、ネオエアーの快適さに近づきました。

Zライトソル自体の長さ調整の方が簡単なので、マットの方を調整しなくてもラウンジチェアー仕様ができちゃいますね。

▲寝落ちスタイルも更に快適に。

更にブランケットを掛ければ、家にある普通の座椅子みたいです。

▲ブランケットを掛けたらアウトドア感が薄まり過ぎた。

パンクが怖いので基本的にテント内での使用になると思いますが、焚火の側で使いたい場合はこのようにZライトソルやブランケットで養生してあげれば、いくらか安心です。

写真はただのブランケットですが、火の粉対策として考えるなら難燃素材の物を使いましょう。

万が一があれば椅子もベッドも失ってしまいますので僕は推奨しませんが、決行される方はくれぐれもお気をつけて。

他社マット② KOOLSENエアマット

もうひとつ、手持ちの格安マットで試してみます。

数年前にAmazonで購入したKOOLSENというメーカーのエアマットです。購入当時は2,400円くらいでした。

▲車中泊なんかにもオススメの快眠マットです。

値段の割に寝心地が良くて気に入ってるやつです。これだったら座椅子になっても快適なんじゃないかと期待が高まりますが、最大幅51cmまでというトレッカーチェアの許容サイズをオーバーしています。

販売ページには幅56cm×全長187cmで厚さは4.3cmと記載がありますが、枕の部分は実測で幅60cmありました。

空気が入っているだけのマットですから、頑張ってセットすれば大丈夫なのではないか?という淡い期待がありました。

空気もゆるめに入れて、左右ちょっとずつ引っ張りながらトレッカーチェアを着せて、、、

よし、何とか形になりました!

完成品はこちらです。

千鳥大吾:「どぅぞぅ~。」

「ハンマーヘッドシャークのここです。」

▲デザインが酷似しており、訴えられそうだ。

枕の部分は幅60cmあり、ベッド部分より曲りにくい構造になっているので入らず、逆から押し込んだ結果、ハンマーヘッド気味になってしまいました。

幅55cmのベッド部はなんとか使える範囲で収まっています。

こいつに座ってみたらそれなりに快適でした。

こっちにもイナーシャオゾンみたいに枕とベッドの両方にバルブがあれば、枕部分のエアを調整してもっといい感じで使えたはずですが、上手くいかないもんですね。

このことから、幅55cmで厚さ5cmくらいまでのマットが使用限度なのかな、と思います。

ただし、メーカーの謳っている使用可能マット幅は51cmですので、お試しになる場合はあくまで自己責任でお願いします。

Zライトソル単体でもやってみた

モチヅキさんに直接質問して得た回答では、「Zライトやリッジレストのようなクローズドセルマットには対応していない」とのことでした。

幅は対応してますので、一応やってみます。

手順は先ほどと同じです。トレッカーチェアに合わせるように折り曲げて着せていきます。

下部はピッタリですが、上部はマットがしなっています。

トレッカーチェアに絞られても、エアマットの様にくびれないで湾曲するだけなので、こんなふうになります。

しかし座椅子形状にするのは不可能ではないので、そのままセットするとこうなりました。

意外としっくりくるもんです。座り心地がいいとは言いませんが、それでも背もたれがあるだけで長時間座るのがだいぶ楽になります。

僕の様に体にガタが来ている人でななく、ちょっと背もたれがほしい時もあるかな、程度の方ならこれで十分かも知れません。

スモールサイズのマットではどうか?

僕はあいにく小さいサイズのマットを持っていませんので、Zライトソルを折り畳んで長さを再現してみます。

先ほどの組み合わせで、折り畳む位置を少しずらして全長120cmにすればこんな感じ。

スモールサイズのエアマットを座椅子にすると、こんな感じ」という参考イメージとして見ていただければと思います。

腰をサポートするくらいまで座の部分を折り畳むのは難しそうですね。

ラウンジチェアとまでは行きませんが、背もたれ側をもう少し短くして座の方を引き出す事はできそうです。

いずれマットの大きさゆえに可変バリエーションは減りますが、座椅子としては十分に使えますね。

あとがき

いかがでしたでしょうか?

ゆっくりとした時間を過ごしてリフレッシュするため、また、撤収の際の余力を残しておくためにも、しっかりと体を休めることができる装備は重要です。

お手持ちのエアマットが使用できれば、あとほんの少しの投資でキャンプでの疲労や腰痛問題が解決できます。

同じように苦しんでいる方がいらっしゃいましたら、以下に今回ご紹介した商品を掲載しておきますので、参考にしてみてください。


サーマレストのトレッカーチェア

こいつでエアマットを座椅子にトランスフォームします。

エアマット

僕の「ネオエアーXライトMAX SV」は旧型なので、現行品を貼っておきます。

形状がスクエアではなくマミー型なりますが、バルブが改良されています。おまけにR値が大幅にアップして軽量化もしています。

(※現行品は機能が向上してR値がアップしたのではなく、測定方法が「ASTM F3340-18」に規格統一されたため、新たな基準で計測した結果です。)

旧型が採用している折りたたみ式のスピードバルブはギミックとして面白く、エア抜きが即座に終了するところも気に入っています。

しかし、この折りたたみ式バルブをきっちり閉めないと、ここから微量のエア漏れがあり、朝になるとMAXの7割程度までしぼんでいる場合が何度かありました。

Amazonの外国語レビューを翻訳してみたら同様の評価が散見されます。マットの個体差や、折り方の個人差も影響しているとは思いますが、現行品では廃止された構造である事を鑑みると、あまり評判が良くなかったのだろうと推察できます。

フリマアプリやワゴンセールで安く売られているものも見かけますが、どうせ買うなら現行品をオススメします。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

それではまた次の記事でお会いしましょう!

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