最近は家でもケシュアのポップアップテントで寝ているKですみなさんこんばんは。
平日就業後の時間をキャンプ場で過ごし、翌朝現地からそのまま会社へ出勤するエクストリームキャンプ。
他のテントでは何度かやってますが、僕は寝起きが悪いせいかいつも片付けに手間取って「これ以上掛かったら遅刻!」という状態になる仕様です。
当然朝ご飯を食べている暇などなく、適当に荷物を車に投げ込んで身支度を整える感じでした。
しかし今回の僕には撤収が超簡単なケシュアのポップアップテントがあります。
目論見通り時短成功となって、ゆっくりとした朝の時間を過ごせたのか?
今季初キャンプで、ケシュアのポップアップテントも初張りとなったエクストリームキャンプの顛末を書きましたので、どうぞ読んでってください。
仕事を終えてキャンプ場へ直行
金曜の仕事は遠方の客先への訪問が最後で、それが終わって戻れば定時を過ぎますので、もともと直帰する予定でした。
翌日の土曜日は出社時間こそ変わりませんが、残務整理や翌週の準備程度の軽い業務しか入っていませんでしたので、多少疲れを引きずっていても大丈夫。
これはエクストリーム出社のチャンスです。
いざとなればiPadのリモートで会社のデスクに居る時と同じ環境を作れますので、急な仕事が入っても問題なし。
因みにその前2日間も、部屋に張ったテントの中で就寝しています。
娘がすっかり気に入ってしまって、寝心地が良いのか絵本を読んでいても途中で寝落ちしてしまいます。
お布団ではいつまでも寝ずに「あとがき」や「シリーズ一覧」まで読まされるのが超面倒ですので、これは大変助かります。
設営→宴会スタートまでがやっぱり早い!
前日のうちに準備を済ませ、晩御飯の食材だけ買えばいいだけの状態で金曜日がスタート。
仕事も順調に片付き、18時30分頃にはキャンプ場に到着。
一組家族連れの先客がおりましたので、ちょっと離れた場所に陣取りました。
設営はあっという間に完了。収納袋から出したらバックルを外して広げるだけなので超簡単。
ペグも踏めば刺さるくらいの地面で、無風なのでガイラインも張らずに2分ほどで完成。
フィールドで使うのは初めてですが、部屋で何度も設営撤収を繰り返したので、もう慣れたもんです。
今回のペグダウンは4隅と、左右ベンチレーターのひさしになる部分用に2つで計6ヶ所です。
風の強い日は前側の両端と、後ろのベンチレーター上にあるループにガイラインを張らないと形状を維持できず、仕様どおりの耐風性能を発揮できませんので、横着せずに残りも全てペグダウンしましょう。
テーブルを配置したり、マットを膨らましたりして設営が完了するまで10分くらいでした。
車で1分も掛からないくらい近距離にある温泉が20時までなので、まだ1時間以上余裕があります。
ずいぶん日が長くなりましたよね。
早く酒が飲みたいので手早く入浴を済ませ、晩御飯の準備です。
米はストームクッカーで炊いて、B6君で鶏肉を塩焼きにして、スノーピークのフラットバーナーがセットできるキャンピングムーンのグリルテーブルでキムチ鍋。
色々持って行きすぎですけど、久しぶりなもんで全部使いたくて。
個人的にプチっと鍋シリーズのキムチ鍋はちょっと辛味が足りなかったなぁ。寒そうだったんで辛い鍋物を入れたかったんですけど、マイルドすぎる味でした。
辛すぎるのが苦手な方や、うちみたいに小さいお子様の居るご家庭で、大人用と辛さを分けて作る時には重宝しそうですけどね。
それにしてもやっぱりB6君で肉を炙るのが楽しい。
似たようなヤツで安くて軽いのも色々出てますが、コンパクトな焚火台の元祖といえばやっぱりこれですよね。
パクられるということは、それだけオリジナルが優秀だということですよ。
組み立ての楽しさとか、畳んだ時の収まりの良さとか、やっぱり本家には一日の長があるという気がします。
ホームセンターで売ってる成型炭でチャチャっと手軽に炭火焼きを済ませて、その後に適当に木を突っ込んで焚き火をするのがお気に入りです。
そういえば先ほどまで居た先客は、駐車場の方へ歩いて行ったっきり戻って来ませんでした。
テントはそのままだったので、寒くて車中泊に切り替えたのかな?
完ソロではないけど、まぁそれに近い状況でした。
焚火でもして温まりながらのんびり過ごしたい気持ちはありましたが、翌日も仕事ですしちょっと睡魔が襲ってきたので22時半頃にシュラフにもぐり込みました。
また明日。おやすみなさい。
寒さと怪鳥の鳴き声に震える午前2時
グゥエッ、グゥエッ!
という奇怪な鳴き声がして目が覚めました。スマホで時刻を確認すると、深夜1時40分。
怖えよ!
僕のイメージだと、たぶんこういうのが近くに居たと思います。
それがこう。
初代ジュラシックパークに出てきた小型の恐竜がテントを取り巻いているイメージ。
正面入り口を開けるしか外を見る手段がないんですが、そんな事はできません。入ってきちゃいますからね。
というわけで、声の主は確認できませんでしたが、まぁ僕もいい大人なので恐竜なんていないのは分かってます。
おそらく、鳥かなんかでしょう。
こんな感じの。
とりあえずシュラフに潜り込んでYouTubeでなかやまきんに君を観て気を紛らわせていたら、順調に眠くなってきました。
しかし、まどろみも束の間、今度は寒気を感じてきました。温度計を持っていないのでスマホで気温を確認すると4℃。
スマホの表示はおそらく市街地のものだと思いますので、山の中はもうちょっと気温が低いかな。
このテントはインナーの上面がメッシュになっていて、前後には閉じれないベンチレーターが付いているので通気性は抜群です。
夏場は快適だと思いますが、肌寒い季節はメッシュから冷房の様な風が入ってくるので、気の利いた機能がかえって仇となって寒さも倍増です。
今夜のシュラフは、シートゥサミットのトラベラーTrII。
コンフォート温度5℃、リミット温度-1℃です。
過去に-1℃を耐えたので行けそうな気もしましたが、明日仕事だし無理は禁物。
駐車場(直線距離で200mくらい)にある車まで行けば、最高に温かいsoomloomのデカいシュラフがありますが、途中に怪鳥がいると思われるので怖くて行けません。
どうしようか迷っているうちに、インナーシュラフを持ってきていたことに気づきました!
薄くて頼りない見た目とは裏腹に、「ちょっと寒い」こんな時に大いに役に立つアイテムです。
これで安眠確定。
安いので、持ってない方は買っといた方がいいですよ。
やっぱりキャンプっていいなぁ、と思った午前3時
インナーシュラフは十分効果があり、これで翌朝までぐっすり眠れたわけですが、結局は午前3時にテントの外に出ました。
トイレに行きたかったからです。
なんだかんだ言っといてアレですが、隣の広場やトイレ回りに照明が煌々と点いているので、そんなに怖いか?って話なんですけどね。
でも1人テントの中に居ると外の世界が気になりますよね?静まり返って自分以外誰も居ない夜なんか特に。
一回外に出ちゃえば、澄んだ空気と星空に囲まれて、清々しい気分になるんですけどね。
良いカメラも腕も無く、ブログ軽量化の為に画質も落としまくっているのでこんな写真しかありませんが、ほんの少しでもそんな雰囲気を味わって頂ければ。
とにかく、恐竜も居なくて何事も起きず、無事に朝を迎える事ができました。
撤収も楽々!
翌朝は5時に目を覚ましました。
寝過ごさない様に目覚ましをセットして、妻にモーニングコールを頼んでいましたが、結局取り越し苦労でそれより早く目覚めちゃいましたね。
ふと目をやると、昨日の少し離れたところにあったテントに人影が。
どうやらお父さんだけ泊まって、奥さんとお子さんは晩御飯だけ食べて帰宅した様です。
あんなに怖かったのに、1人じゃ無かったわけです。
「昨夜、怪鳥の鳴き声がしましたよね?」と話しかけようとしてやめました。
これから仕事なのに通報されたら困りますのでね。
快晴でしたが、ケシュアのポップアップテントは遮光率99%の「FRESH & BLACK素材」が使用されていますので、閉め切っているとランタンを点けないと活動が困難なくらいです。
お休みの日だったら、日差しに邪魔されることなく、もう少し日が高く登るまで安眠できそうですが、仕事にいかなければならないので起床です。
小鳥のさえずりが心地いい。
夜とは打って変わって、日中活動する動物は鳴き声も穏やかで綺麗です。
ポップアップテントながらダブルウォールなので、結露も全くありません。もちろんフライとインナーの間は湿っていますので、今回みたいに長居できない場合は帰ってから乾燥が必要になりますけどね。
後側のフライシートのバックルを外してペグの固定も外すと、中から紐を使ってたくし上げることができます。
朝日が差し込むと同時に、外気が入って風通しが良くなるので換気が行えます。とっても爽やか!
昨夜の残りのキムチ鍋を温め直して朝食をとり、撤収にかかります。
撤収開始から完了まで20分くらいしか掛かりませんでした。この撤収の手軽さは、慌ただしい朝には本当に助かります。
比較的道路が空いている土曜日の朝は、キャンプ場から会社までは35分程度。
まだ7時でしたので、ゆっくりした割には出社時刻まで余裕があります。車に用意していたスーツに着替え、髭を剃り、お世話になったキャンプ場に「また来るぜ!」と挨拶をしてエンジンを掛けました。
ケシュアのポップアップテントはエクストリーム出社に最適!
無事出社して、淡々といつもどおり業務をこなし、退社。
今回のエクストリームキャンプは無事終了しました。
翌日曜日に用品の片付け、メンテナンスとテントの乾燥を行いました。
駐車場に広げて天日干ししようと思いましたが、あまり天気も良く無かったので、屋外で土や砂などの汚れを落とし、室内に広げてセラミックヒーターで乾燥しました。
インナーもこの様に外せますので、結露で濡れた部分はタオルでサッと拭いてから乾燥して、収納袋にしまいます。
ちなみにインナーを外してシェルターとしても使用できますが、外したままだと畳むことができませんので、購入を検討されている方はその点ご注意を。
このテントは娘にも好評で、「一緒に行きたかった」と言っておりました。
さすがに親子3人と犬では手狭ですので、デイキャンプで使ってみようかと思っています。
設営撤収が楽で、気軽に出掛けられるという利点はデイキャンプ向きでもありますしね。
今回の罪滅ぼしに連れて行ってあげようと思います。
物忘れ以外はトラブルも無かったので、エクストリーム出社も懲りずにまたやりますけどね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それではまた、次の記事でお会いしましょう!
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