折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold 6」を1年半使った結果→いらない

インドア論

お久しぶりです「週末論」管理人のKです。

本日は折りたたみスマホ買ったけどいらなくなったというお話です。

世界でもっとも売れているスマホメーカーであるサムスン。

そのサムスンから2024年夏に発売された折りたたみスマホ、Galaxy Z Fold6を1年半以上に渡って使い続けてきました。

今は返却までの日数を指折り数えている状況ですが、これまでの使用感を率直に書き連ねます。

最新モデルはより薄くなって可搬性が増したりしていると思いますが、全くの別モデルというほどの使用感の差異はないと思いますので、折りたたみスマホの購入を検討されている方は、ご参考にしていただければ幸いです。

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アホみたいに高いけど残クレなら手が届く

私はこいつをauのスマホトクするプログラムで購入しました。

発売当時の現金販売価格で269,800円。

スマホの価格もついにここまできたか…

パソコンよりも高いこのスマホですが、上記プログラムを利用することによって月額約7,000円で24ヶ月間使用でき、25ヶ月目までに返却すれば最終回支払い分が免除されます。

つまり約168,000円で2年間使用可能。いわゆる残クレというやつです。それでも高いけどね。

24ヶ月経過後も返却を選ばず、長く使っていくつもりであれば、①残価109,000円を一括で支払う、もしくは②再度24分割(月々4,500円程度)で支払うかを選択し、最終的に自分の物にすることも可能です。

車の残クレは事故などによる買取査定価格の大幅下落などリスクが高すぎますし、銀行のローンの方が金利面でも圧倒的に有利なので使いたいとは思いませんが、スマホは短いサイクルで買い替える場合が多く、加えてフラッグシップモデルだど20万を超える高額な端末も珍しくなくなってきていますので、こうした購入形態に向いていると思います。

ガジェット好きを自負していても、正直言って自分の中でたかがスマホ1台に27万はナシです。

しかし、2年で返せば総支払額もギリ許容範囲内ということと、何よりここ数年どのメーカーも旧モデルと何ら代り映えのない新作ばかり発表し続ける中で、一度は試してみたいと思わせるプロダクトであったこともあり、購入に踏み切りました。

これはiPadの代わりになるかも!?と思っていた時期もありました

届いて開封してひととおり設定を済ませると、自然と笑みがこぼれました。

折りたためる液晶ディスプレイ!なんて近未来!!すごいの買っちゃったな!!!と。

周りに持ってる人も居なかったことも相まって、所有欲が満たされていきます。

折りたたみ時の厚さも思っていたよりは気にならず、むしろ「お前のスマホ厚くね?」と言ってもらいたいです。「そうだよ、お前のと違って開けば大画面になるスマホだから」と言い返したいので。

重いは重いけど厚みはそれほど気にならない

閉じている状態は普通のスマホサイズの6.3インチ。それがパカっと開くだけ、ほんの一瞬で約7.6インチ(2160×1856)の大画面になります。

折りたたみ部分は全く何の跡もなく完璧に感動的にフラット!というわけにはいきませんが、動画視聴中やペンで何か書いているときでさえ、折り目が気なることはありませんでした。

何よりも、表示領域がでかいことはいいことです。

従来のスマホの2倍の大きさになるわけですから単純に一画面に入る情報量が多い。撮った写真はL判くらいのサイズで見れて、小さなスマホで見るよりも圧倒的に見応えがあります。

何気なく撮った写真も見返したくなる

大きな画面を左右に分割して別々のアプリを表示すれば、アプリ間のドラッグ&ドロップなんかもお手軽にできて効率的。

マルチタスクは個人的にあまり使わない

私個人的な用途ではありますが、仕事中にリモートデスクトップ接続でオフィスにあるPC に繋いで基幹システムにアクセスする、なんていうことが良くあります。

これをスマホでやろうとすると文字は小さすぎるし、何より表示領域が狭すぎて実用的ではありません。そのためにiPadを持ち歩いていましたが、これくらいのサイズがあるスマホなら十分作業できそうです。

あとは折りたたみのキーボードでもバッグの中に忍ばせておけば、出先で事務作業を十分こなすことができるミニマルな環境が出来上がり!と興奮したものでした。

リモートデスクトップでスマホがPCに

これはもしかしたらiPadの代わりになるかも!とさえ感じましたね。

これからはこういうスマホがスタンダードになるんだろうな、なんて思ってもいました。

ほんの少しの間でしたが。

iPadの代わりは無理だった

この子のもっとも残念なところは、その独特なアスペクト比です。

閉じているときは普通のスマホみたいなサイズですので、開くと普通のスマホを2台並べたような大きさになります。

この正方形に近い特殊なアスペクト比のせいで、16:9であることが多い映画などの映像コンテンツ視聴時は上下に黒い帯ができ、結果として普通のスマホを横にして観るのと大して変わらなくなり、コンテンツ消費に大画面が活かしきれません。

大画面とは…

もちろん普通のスマホよりは大きいのですが、せいぜい一回り大きいくらいで、広げると2画面分だから動画も2倍の大きさに、というわけにはいかないのです。

映画はイマイチですが、ゲームをしたり漫画や小説を読む時なんかはその真価を発揮します。

ゲームは捗りそう

もしくは、アプリを左右に二つ並べて使用する場合は大変便利だと思います。

スマホでゲームしたり、マルチタスクが必要なケースが多い人には良いサイズ感であるとは思いますが、私はゲームはPCでやりますし、スマホで左右に二画面並べて使いたいと思ったことが無いので、残念ながらこれを活かせるシーンが皆無でした。

また、これはおまけ的な感じなのであまり責めてもかわいそうですが、ペンの使い勝手が良くないです。

まずペン単体での販売が無く、純正ケースの付属品としてしか存在しません。

ペンはケースと抱き合わせ販売のみで入手性が悪い

単体で買っても収納場所に困るだろうから、という事なのかも知れませんが、SシリーズのUltraはペンを内蔵しているのに、更に高級なFoldの方が別売りというのは少々残念な気がします。

こんなに高いんだからペンくらい本体同梱にしてくれよ、とすら思います。

ペンの書き味自体は良かったのですが、何故かサブ画面の方はペンが使えないので、サッとペンを取り出してメモを取る、というような使い方はできません。

メイン画面の方でしか使えないのですが、開いた状態では本体がガタガタして書きづらかったですし、絵を描いたりするには画面が少し小さいなど、ペンについてはいろいろと中途半端な印象が拭えません。

カメラの出っ張りのせいでガタガタして安定しない

メーカーの統計ではペンを使うユーザーは少ないという結果が出ており、あくまでおまけであるという趣旨の発言を公式の方がされていたのをどこかで見た気がします。

実際その言葉どおり後継機のFold7では厚さを抑える事とのトレードオフでSペン対応が見送られました。

つまりノートとしての使用であったり、その他クリエイティブ用途に向いているデバイスではなく、メーカー側もそういった方向性では作っていないということになりますね。

これはサムスンやGalaxyのせいではありませんが、そもそもクリエイティブ系のアプリはAndroidよりも圧倒的にiOSの方が優れていると思います。

Androidにあるクリエイティブ系のアプリはだいたいiOSにもありますが、その逆はどうでしょうか?

私は趣味でiPadの音楽制作アプリをいくつか持っていますが、そのほとんど全てがAndroid版はありません。

クリエイティブ系アプリはやっぱりiOSが強い

タブレットはクリエイティブ系アプリとの親和性が非常に良いと思いますが、Androidではアプリの選択肢が少ないので、お手軽に大画面化できるというこのデバイスの強みが活かせないというところも残念なポイントです。

最後のマイナスポイントは、一般的なスマホよりも華奢であること。構造的に仕方のないことではありますが可動部があると故障リスクも高まりますし、実際時間経過と共にフィルムの折り曲げ部が浮いてくるという事象があるようです。

私のはまだそれほどでもありませんが、良く見ると端の方が少し浮いてきているように見えます。1年ちょっとでこんな感じになりました。

フィルム浮きの兆候あり…

店頭修理は Galaxy Harajuku や Galaxy Studio Osaka、ドコモショップ「Galaxyリペアコーナー」で行っているようです。

auで購入したものであってもドコモショップ「Galaxyリペアコーナー」でフィルムを貼り換えてくれた、という報告が数件ネット上にありましたが、リペアコーナーがある店舗は本記事執筆現在で全国に14店舗のみだそうで、私含め地方在住者は修理依頼も苦労しそうですので、注意が必要です。

また、折りたたみ構造ゆえに、ケースもなかなかしっくりくるものがありません。

ケースはどれも微妙だ…

ヒンジ部分も覆うケースだと剛性は増しますが、着膨れしすぎて不恰好になります。

必然的にヒンジを覆わない形状のケースを選ぶことになるわけですが、それだと構造上サブ画面の端の方は細い1本の棒を貼り付けるだけということになってしまいます。

ここがすぐに剥がれてきて本体保護というケース本来の意味を成しませんし、なによりウザいです。

サブ画面使用時にこれが気になってストレス

地味なポイントではありますが、やはり毎日使うものですので、ストレス無く使用するためには、こういう細かいところこそ本当に大事なんだな、と痛感させられました。

この中途半端な大画面をいったい何に使うのか?

確かに便利なところもありますが、 スマホはスマホですから基本的にできることと言えばもっと安価に入手できる同社のSシリーズと変わらないわけで。

折りたたみスマホでしかできないことは?と聞かれれば返答に窮します。

強いて言えばゲームするとか、漫画とか小説とかを読むのにはちょうどいい大きさです。

しかし、携帯ゲームならSwitch2が5万くらいで買えますし、電子書籍リーダーならFireタブレットなどの格安タブなども選択肢としてある中で、結局それだけのために27万払いますか?ってことに収束します。

価格帯的に、これが同社SシリーズのUltraと無印の間くらいであればそれなりに魅力的であると言えますが、断トツに超高額です。

開けば大画面になるという一点突破で約27万、というのは一般人にはちょっと厳しいです。

実際ハイエンドスマホと無印iPad+マジックキーボードにAppleペンシルなどの周辺機器を全て揃えても、Galaxy Z Foldを1台買うより安いですからね。

まとめますとGalaxy Z Foldは、

  • 超高額である。
  • 大画面で作業やコンテンツ消費をするなら、iPadを使用したほうが圧倒的に捗る。
  • Androidに比べ、特にクリエイティブの分野ではiPadの方が魅力的なアプリが多い。
  • 故障時の対応が不安。

以上のことから、たとえ金は掛かっても、そして操作性や作業効率を犠牲にしてでも何もかも全てを1台に集約したいんだ!という強い意志をお持ちの超ミニマリストでもない限り、お勧めはしません。

魅力的なスマホが少ない昨今、ロマンを追いかけたくなる気持ちは大変良くわかります。

実際私もそうした部分に惹かれた一人ですが、明確な使用シーンが想定できておらず単純に大画面であることに惹かれているだけだとすれば、デスクトップモードが使用できるAndroidスマホとモバイルモニター、キーボード&マウスを購入することをオススメします。

GalaxyのSシリーズは軽くて電池持ちが良いことに加え、Dexモード対応で操作性良好と、非常にバランスが取れたスマホです。

正直折りたたみスマホよりこっちを買うべきだったと後悔しております。

また、よりクリエイティブなことをしたければiPadを購入することを激しく推奨いたします。

あとがき

私は今現在、ahamoの月額1円キャンペーンでゲットしたiPhone16を使用しています。

やはりその使用頻度や人間工学的にも、スマホは無印iPhoneくらいのサイズがちょうどいいと思います。

そして今や、性能的には最新モデルでなくても十分過ぎますので、特別な理由でもない限りは1~2年前の型落ちモデルをキャンペーンやセールを利用して安価に購入するのが、私にとっては最良の選択になります。

ガジェット好きの私はこれまで色々なスマホを所持してきまして、正直もうお腹いっぱいです。

今後はMagSafeが便利でアクセサリーも豊富でリセールバリューも優れているiPhoneか、機種を選ぶ楽しみがあり操作性が良くAI機能が優れているAndroidスマホか、セール状況も見極めてその時々でお財布に優しいものを選択していくつもりです。

私にとっては、仕事でも使うスマホはWindows PCとの連携も容易なAndroidスマホで、エンタメや趣味のDTM用にiPadを持つのがベストな構成だと思います。

そして最後に、本記事内ではディスばかりしてしまいましたが、操作性やカスタマイズ性に優れたOne UIを搭載したGalaxyシリーズ自体は最高のスマホの一つであることは間違いありません。

最近ARグラスを購入したのですが、端末と接続した際にiPhoneだとミラーリングになってスマホがスリープに入るとARグラス側の画面も真っ暗になってしまうのに対して、Dexモードを搭載しているGalaxyの方はスマホ画面をトラックパッドとして利用できる上にPCライクな画面が表示されますので、作業効率はかなり向上します。

DexモードはARグラスと相性抜群

このARグラスは早くも今年のベストバイになるのではないかと思うくらい満足していますし、出張や車中泊で大活躍することは間違いないので、その辺りはまた今度詳しく書こうと思います。

今回は折りたたみスマホを買うお金があったら、その予算を他に向けてQOL向上に努めましょう、というお話でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それではまた次の記事でお会いしましょう。

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